ドワンゴ騒動で感じ、自分の会社でも感じるIT企業の大企業病について
ドワンゴ騒動について
退職エントリで、エンジニア目線でこの会社終わってるわという記事が発端で企画・営業目線でいやいや、この会社まだイケてるわというやり取りをしている件ですね。
発端の退職エントリ
https://meg-nakagami.hatenadiary.org/entry/2019/10/31/202455
それに対する現職エントリ
https://mi111.hatenablog.com/entry/2019/11/01/013545
https://meg-nakagami.hatenadiary.org/entry/2019/10/31/202455
自分も人材排出企業と言われている某IT企業の現職であり、半分エンジニアやって半分企画やっているのでどっちもわかっているつもり。
入社したときはギリベンチャーのイケイケ感はあったけど、現在はただの大企業とこんじている。
ドワンゴの事はわからないので某IT企業のエンジニアの状態と企画の状態を羅列してみる
エンジニアの状態
入社したときは、サービスが好きな人WEBが好きな人が多くて、ユーザーのためにやろうという目線がエンジニアにもあった、そして何より技術があった。
そういう人はやっぱり癖がある人が多くて勤怠狂ってたりなかなか帰らなかったり、興味のある面白いものを独自で作ったりしていた。
マーケットも良かったので何やっても儲かっていい環境だったと思う。
ただ大企業になるにつれてコンプライアンスやら勤怠やらが厳格化されて「つまらない会社」になったと思う。
そうなって起きたことは癖のあるができる人が「つまらない会社」を捨てて辞めていった、そしてホワイト企業に残りたい人だけが残った。
なので今の会社のエンジニアはつまらない人が増えたと感じる。
企画の状態
企画も入社したときは新しいこと考えてやっていこうという意思を感じていたが、会社としての戦略が選択と集中となり、サービスはひたすらクローズされた。
集中されたリソースはどうなったかと言うとホワイト化に向けられた、クローズされたサービスは利益を生んでなかったので会社としてのダメージはないがつまらない会社になった。
そして企画をやりたい人はいなくなっていった。
今の企画は偉い人の忖度と、それっぽいマーケティング、使ってないデータの可視化しかやってなくて終わっていると感じている。
まとめ
大企業になるとつまらない事しかやらなくなって、待遇だけしか求めていない人だけ残り価値がなくなる。
誰も仕事してないけど、基盤があるので即死することなく生きながらえる。
そうだ、転職するか。